東北大学総合学術博物館データベース 鉱物 「鉱物」


 東北大学総合学術博物館データベース

 

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このページでは、本博物館に収蔵されている鉱物コレクションの画像データベースをダーナー(J.D.Dana)の分類方法に従って検索することが出来ます。ダーナー分類方法は、1816年にスウェーデンのベルセリュースによって提案された化学組成に基づいた鉱物の分類方法を、ダーナーが改良したもので世界の主要な鉱物コレクションの分類整理に利用されています。本データベースでは、1997年に改定されたものが用いられています。

収蔵資料の紹介
元素鉱物

元素単体もしくは複数の金属の合金からなる。

硫化鉱物・硫塩鉱物 硫化鉱物は硫黄と金属あるいは半金属が結びついてできた化合物。硫化鉱物の中でも金属元素と半金属元素の両方が含まれるとき硫塩鉱物と呼ばれる。
酸化・水酸化鉱物 酸化鉱物とは一つの金属イオンあるいは複数の金属イオンが酸素と結びついてできた化合物。水酸化鉱物は一つの金属イオンあるいは複数の金属イオンが水酸基と結びついてできた化合物。 ハロゲン化鉱物 陰イオンとしてフッ素や塩素、ヨウ素、臭素などのハロゲン元素を主に含む化合物。
炭酸塩鉱物

結晶構造の基本骨格が炭酸基により形作られている化合物。

硫酸塩・リン酸塩・砒酸塩・タングステン酸塩鉱物 硫酸塩鉱物、リン酸塩鉱物、砒酸塩鉱物、タングステン酸塩鉱物はそれぞれ硫酸基、リン酸基、砒酸基、タングステン酸基をもつ化合物からなる。

ネソ珪酸塩鉱物 この鉱物に属するものは、結晶構造中に含まれるシリカ四面体(SiO44-)が互いに酸素を共有することなく単独で存在する ソロ珪酸塩鉱物 この鉱物は、2つのシリカ四面体(SiO44-)が互いに一つの酸素を共有して結びついた構造を持つことが特徴である。この様な構造から、Si:0の比は2:7となっている。
サイクロ珪酸塩鉱物 この鉱物は、シリカ四面体(SiO44-)が互いに2つの酸素を共有して結びつき、環状の構造を持つことが特徴である。この様な構造から、Si:0の比は1:3となっている。 イノ珪酸塩鉱物 この鉱物は、2つのシリカ四面体(SiO44-)が互いに酸素を共有し鎖状の構造を持つことが特徴である。鎖の構造が1本でなるときは輝石とよばれ、2本結びついた鎖を持つものは角閃石と呼ばれる。Si:Oの比は、輝石では1:3、角閃石では4:11となっている。
フィロ珪酸塩鉱物 この鉱物は、シリカ四面体(SiO44-)が互いに3つの酸素を共有してシート状に結びついた構造を持つことが特徴である。この様な構造から、Si:Oの比は2:5となっている。 テクト珪酸塩鉱物 この鉱物は、シリカ四面体(SiO44-)が互いに4つの全て酸素を共有して結びついた構造を持つことが特徴である。この様な構造から、Si:Oの比は1:2となっている。
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