|
ごあいさつ
「学術コレクション」データベース・ホームページへようこそ!
東北大学には,研究・教育のために収集された約242万点の学術資料標本が保管されています。これらの資料標本は,動植物,自然史,文化史,科学技術史,医学・歯学,薬学,工学,心理学など広範な学問分野にわたり,その中には,世界をリードする研究を支えてきた重要な資料標本が数多く含まれています。総合学術博物館は,現在各部局に分散し保管されているこれらの資料標本の一極管理,研究教育への活用支援,公開展示による社会への還元をサポートするアカディミック・サービスの提供を目的として設立されました。本博物館では,平成12年度に「東北大学所蔵資料標本データベース(TUMCデータベース:Tohoku
University Museum Collection Database)事業」をスタートさせ,東北大学に保管されている資料標本の保守管理,情報提供のための体制作りと設備整備を進めてまいりました。文字どおりゼロから始まった事業でありますが,多くの方々に支えられ,四年かけて,ようやくデータベースの一部についての公開にたどりつくことができました。総合学術博物館では,今回の公開に引き続き,より多くの「学術コレクション」についてデータベースの整備と公開を進めて参ります。これらデータベース事業をとおして,わたしたち博物館の活動への皆様の一層のご理解とご支援を得られるよう努力して参りたいと思います。また,今回データベース構築にあたり,ご協力いただきました関係各位に対し,厚く御礼申し上げます。
平成16年4月 制作スタッフ一同 |