- 本データベースは日本学術振興会科学研究費補助金による基盤研究(A)「日本の縄文・弥生時代遺跡出土編組・繊維製品等素材の考古植物学的研究」(代表 鈴木三男(東北大学名誉教授))の研究成果の一部である。
- 本データベースは遺跡から出土する編みカゴ、組みもの、縄・紐・糸、織物、樹皮製品等の素材植物を同定するためにつくられたものである。
- 収録されているものは、素材候補となり得る植物と、その植物に近縁の植物および素材利用部位の形態及び組織が類似している植物で、可能性を最大限まで広げている。
- 基本は画像データベースで、それに若干の情報を加えてある。
- 画像は利用可能部位の組織切片顕微鏡写真が基本で、それに必要に応じて利用可能部位の形態画像、素材調整された部分の画像などが加えられている。
- 植物名は「植物和名—学名インデックス YList」、いわゆるYリスト(米倉浩司・梶田忠 (2003-) 「BG Plants 和名-学名インデックス」(YList),http://ylist.info( 2016年6月19日))に拠った。また、配列はAPGII(米倉浩司「高等植物分類表」北隆館2009)に拠った。
- 利用部位が木材の場合、木材の組織構造自体は森林総合研究所の木材データベース「日本産木材データベース」(http://f030091.ffpri.affrc.go.jp/JWDB/home.php)をご利用下さい。
- 「利用例」および「遺跡出土遺物」については目についたものだけを挙げた。
表1. 編組製品等素材可能植物(分類順)
表2. 編組製品等素材可能植物(和名順)
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