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青銅短剣 鑑定書に、「イランのアムラシュ出土、紀元前1500年〜700年」とあり、現在のイラン北部、カスピ海に近いギラーン州で古くから知られた青銅器文化の遺物と考えられます。 |
青銅製留め針 |
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古代中国の「布銭」 農具の「摶(ふ)」の形を摸した「摶銭」です。 形式化が進むと、本来の農具の形が忘れられて同音の「布」をあて「布銭」と呼ばれるようになりました。表には製作地名や価格が認められますが、このコレクションには「安陽」と読めるものが多く含まれています。 |
古代の直刀 東京都内出土と伝える鉄製直刀2振です。大刀は刀身のみですが小刀は刀身の他に縁金物と鍔が錆びついたまま残っています。大刀は茎が錆びおちていますが小刀は茎も残っています。尖先は丸みを帯びた刀剣用語でいう「フクラ付き」という形です。刀身断面は単純な二等辺三角形の「平作り」です。 |
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法隆寺の釘 世界最古の木造建築法隆寺より昭和23年の解体修理で出た鉄釘です。 最後の堺鍛冶・水野正範氏が西岡常一法隆寺大工棟梁の大工道具を製作したお礼に頂いた物と伝えられます。 3本の内1本を1978年にフランスの『鉄の歴史博物館』に贈り、残り2本を収蔵しています。 |
高岡市瑞龍寺の鉛瓦(軒平瓦と鬼瓦) 加賀前田百万石の菩提寺、曹洞宗高岡山瑞龍寺仏殿の鉛瓦です。 厚さ1mmほどの鉛板を木瓦に銅釘で打ちつけたもので、軒平瓦には唐草紋、鬼瓦には加賀梅鉢の紋がつけられています。瑞龍寺は江戸初期の総門・三門・仏殿・庫裏・座禅堂・法堂・方丈と回廊の伽藍配置を残し国宝に指定されています。 また、安土桃山時代の鉛瓦はほとんど残っていないことからたいへんに貴重な資料です。 |
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高砂族の刀 台湾の少数民族高砂(現在の呼称は高山)族の刀です。伝世刀は鞘に蛇、柄には頭が彫刻されており、また鞘の彫刻は透かしとなっているため、刀身が見えています。現代刀は蛇の模様をペンキで彩色し、下げ紐は極彩色、鞘が透かしに なるのは伝世刀と同じです。鉄砲が広まった後、伝統的な刀剣は美術品・儀式用に発達した国と、実用的な機能を重視するようになった国があり、この刀は後者の例といえます。 |
門扉装飾鉄板 この門扉装飾は百合の花弁をデザインし、錬鉄に金箔貼りの仕上がりとなっています。ナンシー公国の首府スタニスラス広場を囲む鉄柵の門の装飾で,ブルボン王朝時代の名工Jean Lamourの作で、 ナンシーが神聖ローマ帝国とフランスの国境でスタニスラス=レスチンスクが公国を維持していた頃の物です。金属博物館の今井初代館長がナンシー市「鉄の歴史博物館」と姉妹館の調印式をした時の記念品です。 |
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南部鉄器「芦手紋姥口布団釜」 全体はふっくらとした「布団」形で口は内すぼまりの「姥口」。文様は水辺の芦に水流、蛇籠を配した「芦手紋」で、鐶付は鬼面、肩に「虫食い」という巣が見えるなど古伝に忠実に製作されています。蓋は唐銅です。作者の鈴木繁吉は昭和49年南部鉄器の伝承技術者として国の無形文化財に指定されました。 |
国鉄使用レール切断標本 旧国鉄で使用していた各種レールの教材用見本です。明治5年の錬鉄製双頭レール2種類から、最近の新幹線の鋼製60?レールまでの10種類のレールが揃っています。 |
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山内ピッケル素材 (山内東一郎作鉱石ハンマー) T型に鍛造し、ブレードを作り出す工程を示すハンマーの見本です。山内氏は、世界で初めて 低温脆性を起こさない特殊鋼で作るピッケルの製作者として有名です。 山内氏は東北大学金属研究所の技師で、村上武次郎博士の指導の下、このピッケルを作り出しました。 |
超高純度電解鉄 この鉄は「電解鉄」といって電気分解の原理を利用して作られたもので、99.998%まで純粋な鉄からできています。超高純度鉄を使って鉄の性質を調べると、今まで鉄の性質と思われていたものは、実は微量の不純物が混じることが原因であることがわかり、鉄についての今までの研究を見直す必要がでてきました。 |
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